お盆って何?

あなたは 7月にお盆をしますか?8月にしますか?

 

7月のお盆の時期は過ぎてしまいましたが、ふと気になったので、調べてみました。

 

なぜお盆は、7月と8月があるのでしょう?

七夕を調べた時も、旧暦の7月で行うところがあるので、

7月7日~8月7日あたりまで飾っているところもある。

とありましたが、お盆もそうなのでしょうか???

 

お盆は日本古来の祖霊信仰と、

仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が合わさった行事なのだそうです。

 

13日に迎え火でご先祖様や故人の霊を家に迎え、

お供えや法要の供養を行い、

16日に送り火や精霊流しで見送るまでのことを言います。

 

日本で最初に行われたのは、なんと。。。

606年の推古天皇のとき。

1400年以上もの間、引き継がれてきた日本の伝統行事なのだそうです。

 

お盆の歴史ってものすごく古いんですね。。。。

 

お盆とはそもそも何?

お盆とは先祖の霊があの世から家族のもとへ帰ってきて一緒に過ごす

という日本では古くから行われている進行行事のことです。

お盆の頃には昔から家族で過ごしたり

親戚一同が集まってそこに僧侶が回ってお経を挙げて回るようです。

 

私の家では、僧侶を読んでお経をあげていただくというのは

やったことがなく、お墓参りに行くだけでした。

 

お盆の期間はいつなんだろうと思いませんか?

7月というところと、8月ということろがあるように思います。

 

私の家では基本的に8月でしたが、

7月もお墓参りに行けるときは、行っていました。

 

お盆休みという名の、夏休みを社会人になってから取るようになった時に、

お盆は8月なんだ。。。と思いましたが、

では7月のはなんだ???とその時は思わなかった(笑)。

 

 

先日、ふと、お盆って確か13日からだよなぁ。。。

と思ったときに、7月の盆と、8月の盆があるけど、

どちらもやるものなのかな?

 

それとも7月にやるのと、8月にやるのと、何が違うんだろう?

そんな風に疑問に思いました。

 

 

7月にやるか8月にやるかの違いは、【地域】のようです。

私は結婚していないので、お盆の時期にお参りするのは、

遠い鹿児島にはいかなくて、東京の方だけでしたが、

自分の家のお墓まいりと、相手のお墓まいりがある場合、

両方に行くのは難しいですよね。

 

 

そうなると、7月と8月に分かれているのはそういうこともあるのかもしれない。

と思ったのは、

電車の中でお隣に座ったおばさまが、友人と話していた時に、

来月はだんなさんの方のお墓参りに行くから、

自分の家の方は今月お墓参りに行く。

と言っていたのを聞いたからです。

 

 

なるほど!

そう考えるなら、【地域】で違うのはいいのかもしれない。

そう思いました。

 

 

共通しているのもありますよね。

15日という日を意識しているのは共通しているとおもいませんか?

 

調べていて、驚いたのが、お盆には3種類のお盆が存在していたのです。

 

それぞれその地域の特徴に合っているのかもしれません。

 

 

7月盆 新暦 7月15日が中心

7月13日~16日 東京・横浜・東北地方など

 

8月盆 新暦 8月15日が中心

8月13日~16日 全国的に多い。北海道・新潟・長野・関東南部・関西地方など

旧盆 旧暦 旧暦の7月15日ころが中心

(新暦での日程は、年によってことなる。) 関東北部・中国・四国・九州・南西諸島など

 

 

 

8月盆は旧盆と同じ時期に行われることもあるので

「旧盆」と呼ばれるのが慣例になっているようです。

 

 

 

 

お盆の時期が3つある理由ってご存知ですか?

国内の行事なのにいくつもお盆があるというのは不思議に思いませんか?

 

この違いが生まれたのは新暦と旧暦の切り替えが行われたことに由来していると言われています。

 

 

明治時代の初期に暦が今使われている新暦に変化しそのときに

地域によってお盆の日やその他の行事にも違いがあり

そのまま定着していったことでこのように違いが生まれているようです。

 

 

旧暦のお盆に関しては現在の新暦と暦の作り方に違いがあるため、

若干の日のズレが生じることもあるようです。

 

 

 

東京などの都心部でお盆が早い理由は何だと思います?

その理由の一つを説明しているところがありました。

 

 

東京や都心部でお盆んお日が一ヵ月早い理由は実は簡単で、

人の混雑を考えてのことというのが一番の理由になっているようです。

 

 

東京や都心部のお盆は7月13日~16日の間というのも土地の性質によるものだったんですね。

 

 

 

お盆のときに行う主な行事をご存知ですか?

 

私の家では前述のように、お墓参りだけ。だったので、今回はへ~そうなんだ。。。

という感じが強いです。

 

 

あなたのおうちでは行っていますか?

 

 

13日~16日の間に行うことです。

 

①13日をお盆入りと言います

 この日は門口でオガラなどで迎え火をし、玄関に提灯をつけ迎え団子を備えて準備をします。

 ※迎え火や送り火に焚く苧殻または麻幹(皮をはいだ麻の茎を干したもの)をオガラといいます。

 

②14日にお供えするものはナスとキュウリの胡麻和え

 

③15日には「蓮飯」やナスやキュウリで作った馬や牛をお供えします。 

 ※キュウリ(オガラで足をつけて馬に見立て、ご先祖様が馬に乗って早く帰ってこられるようにする)

 ※ナス(オガラで足をつけて牛に見立て、ご先祖様が牛に乗ってゆっくり戻っていけるようにする)

 

④16日はお盆最終日、門口で送り火をたいてご先祖を送り出します。

 

 

 ※盆棚に敷くマコモ(真菰:イネ科の抽水植物で、葉を編んでゴザにする)

 ※短く刈り揃えたミソハギ(禊萩:水に浸して供物をお祓いする)

 ※その他に盆棚には、桔梗、なでしこ、おみなえし、ほおずきなど秋の野草を供えます。

お盆のナスとキュウリお盆の頃にナスやキュウリを飾っているのは東北、関東、北陸などの風習で

全国的なものではないようです。

 

その他の地域では何か飾るのか?というと、風習としては特にないようです。

ナスとキュウリで作られる牛と馬の呼び方

精霊馬(しょうりょううま)

精霊牛(しょうりょううし)

または御眷属(ごけんぞく)

 

お盆のときに野菜のナスとキュウリを飾るのはなぜ?

 

なぜお盆のときの飾り物としてナスやキュウリが選ばれたのかというと、

例えばお正月の時には餅(米)やお盆の時には麦麺等をお供えするのは

その時期の代表的な穀物である事からお供えされています。

 

 

そしてお盆の頃の代表的な夏野菜と言えばキュウリとナスですから

それらをお供えものとして使う習慣になりました。

 

ナス牛とキュウリ馬?ナス馬とキュウリ牛?

 

一般的に多いのはナス牛とキュウリ馬のようです。

 

しかし逆に使われている場合もあるのをご存知ですか?

これはそれぞれの牛や馬と名前のつくものの意味がその地域にとっての習慣によって違いがあるからのようです。

 

 

お迎えに馬をつくり送りに牛をつくる

精霊を馬で早く迎え、

帰りは牛でなるべくゆっくり帰ってもらう

 

 

お迎えに馬をつくり送りに牛をつくる

精霊を丁寧に迎えるために牛をつくり、急いで帰ってもらうために馬

という二つの意味があるようです。

  

  

お盆の時期にしっかりと、先祖供養をして、

またさらにがんばれるように見守っていただくのは、

とてもいい日本の習慣なのかもしれませんね。 

 

 

ぜんぶまるごとありがとうございます。

きょうもすばらしいいちにち。おめでとう

なぎさ


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